2022――これから10年、活躍できる人の条件 (神田 昌典/PHP研究所)

書籍2022――これから10年、活躍できる人の条件(神田 昌典/PHP研究所)」の表紙画像

購入価格: Kindle Unlimited(0円)

評価:

この記事は約1分2秒で読めます

10年後の今、我々は著者の「予言」の答え合わせができる。言うまでもなく、当たっているものもあるし、当たっていないものもある。

しかしそれは問題ではない。それよりも、著者のモノの考え方が、今後100年くらいは余裕で通用するだろう強度がある。

特に、我々がしばしば忘れてしまう「いま正しい(安全)とされていることは、明日も正しい(安全)とは限らない」ということを、改めて考えさせられる。

戦前の親は、子どもが「陸軍大将になりたい」と言っていたら、目を細めて喜んでいた。そうやって英雄となった子どもは、一九四五年八月一五日から一カ月も経たないうちに、国に尽くしたために戦犯となり、歴史に残る極悪人とされてしまった。

問題の本質は――防災は資金がかかり、利益を生まない。

自社の競争力を生み出すコアの文化を明確にし、不得意分野については積極的にアウトソーシングすることにより、スピーディに事業展開できる。もちろん「アウトソーシングすべし」という議論は、二〇年も前からあるのだが、インターネットのインフラが整った結果、さらに、その重要性が増したのである。ここで大切なのは、経営者の強みと、会社自体の強みを分けて考えることである。実は、これを混同してしまったために、私の会社は崩壊寸前にまで追い込まれた。

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んでも一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。日々の出来事や、思ったこと感じたことをとりとめもなく吐露。死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  関連記事

家族不適応殺 新幹線無差別殺傷犯、小島一朗の実像

語弊を恐れずに言えば、犯人の小島の動機(らしきもの)の理屈は奇妙なほどに完成され ...

ぼくたちの離婚

ゴシップ的な軽い気持ちで読み始めたが、想像を超えて読まされてしまった。 小林秀雄 ...

死と向き合う言葉: 先賢たちの死生観に学ぶ

本書は呉智英と加藤博子の対談形式で進められているが、まず、二人とも実に楽しそうで ...

現代語訳 学問のすすめ

毎日聖書と同じように読んでいる。何度読んでも発見があり、学ぶべきところ、気づきが ...

プログレッシブ中学英和辞典

中学レベルの辞書なので、単語としては知っている言葉がほとんではあるが、愚直にAか ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.