世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 (津川 友介/東洋経済新報社)
購入価格: Kindle Unlimited(0円)
評価:
この記事は約1分6秒で読めます
毎日死にたいと思っている反面、かなりの健康オタクでもあるので手を取った。
煽るような表現もなく、冷静に最新のエビデンスに基づいた知見が紹介されている。現時点ではわかっていないことはわかっていないと、きちんと書いてあるのも好感が持てる。
前々からグルテンフリーはどうも胡散臭いと思っていが、とりあえず、グルテンフリーのために余計なお金を払うことだけは絶対にしまいと思った次第。
セリアック病でないなら、グルテンフリーにする必要はない
結論から先に言うと、グルテンフリーで健康になれるというエビデンスはない。セリアック病という珍しい病気を持っていないのなら、グルテンフリーにする健康上のメリットはないと今のところ考えられている。
同じ1gあたり4キロカロリーの炭水化物であっても、白米を食べていた人ほど太っており、玄米を食べていた人ほどやせていた。同じカロリーであっても、フルーツジュースを飲んでいた人ほど太っていたが、(加工していない)果物を食べていた人ほどやせていた。これらからも、摂取しているカロリーの「量」よりも、何でそのカロリーを摂取しているか、つまりカロリーの「質」の方が重要なのだと理解してもらえると思う。
オーガニック食材は一般の食材と比べて、①栄養価は変わらない、②残留農薬は若干少ない(しかし一般の食材でも農薬の量は許容範囲内)、③冬場の肉に関しては食中毒を起こすリスクが高い
- 前の記事
- サラ金の歴史 消費者金融と日本社会
- 次の記事
- 永久円安
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
関連記事
「死」とは何か イェール大学で23年連続の人気講義 日本縮約版
これを読んだ人の何割かは、必ず「めんどくさい屁理屈が延々と続く」と感じるのではな ...
FBI捜査官が教える「しぐさ」の心理学
2022/10/22 サイエンス・テクノロジー, 人文・思想・宗教, 読書記録
私はかなり鈍い方なので、人の行動で何かを察することはあまりない。しかしこれを読む ...
つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!: 人生後半に向けた投資信託の取り崩しメソッドを解説!
インデックス投資の積み立て方に関する本はすでにごまんとあるが、本書はその積み立て ...