世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事 (津川 友介/東洋経済新報社)

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毎日死にたいと思っている反面、かなりの健康オタクでもあるので手を取った。
煽るような表現もなく、冷静に最新のエビデンスに基づいた知見が紹介されている。現時点ではわかっていないことはわかっていないと、きちんと書いてあるのも好感が持てる。
前々からグルテンフリーはどうも胡散臭いと思っていが、とりあえず、グルテンフリーのために余計なお金を払うことだけは絶対にしまいと思った次第。
セリアック病でないなら、グルテンフリーにする必要はない
結論から先に言うと、グルテンフリーで健康になれるというエビデンスはない。セリアック病という珍しい病気を持っていないのなら、グルテンフリーにする健康上のメリットはないと今のところ考えられている。
同じ1gあたり4キロカロリーの炭水化物であっても、白米を食べていた人ほど太っており、玄米を食べていた人ほどやせていた。同じカロリーであっても、フルーツジュースを飲んでいた人ほど太っていたが、(加工していない)果物を食べていた人ほどやせていた。これらからも、摂取しているカロリーの「量」よりも、何でそのカロリーを摂取しているか、つまりカロリーの「質」の方が重要なのだと理解してもらえると思う。
オーガニック食材は一般の食材と比べて、①栄養価は変わらない、②残留農薬は若干少ない(しかし一般の食材でも農薬の量は許容範囲内)、③冬場の肉に関しては食中毒を起こすリスクが高い
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