実録 ドラッグ・リポート (草下 シンヤ/彩図社)

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大学の時分からドラッグにはなみなみならぬ興味があるので、非常におもしろく読めた。

ただ、自分の中には、ドラッグはドラッグでも、一応は知識にもとづいた線引きがあるので、特に覚醒剤などは死ぬまでやるつもりはない(死の床についている時ならば全然やるだろうが)ので、その効果がどのようなものなのかは興味深い限りであった。

大抵のドラッグはいくら効果が強くても「自分が自分である」という自己同一性が崩れることはない。だからその人物が日頃やらないことはドラッグを服用したからといってやることはないし、ドラッグをやることで凶暴になる人はそうは見えなくても、そういう性質だったと考えられる。

ガリガリ君』は合法の時点でキノコを飲み、効果を実感したのも合法圏内だった。私は合法の時点で飲んだが、効果を実感したのは違法になってから。『教授』は飲んだのも効果を実感したのも違法になってからだ。三人とも効果が持続しているという点では違法圏内にいることになる。

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