大インフレ時代! 日本株が強い (エミン・ユルマズ/ビジネス社)

書籍大インフレ時代! 日本株が強い(エミン・ユルマズ/ビジネス社)」の表紙画像

購入価格:1552

評価:

この記事は約1分11秒で読めます

日本はお先真っ暗。ご多分に漏れず、私もそう思っていた。

しかし案外、それは一面的な見方に過ぎないのかもしれないと思うようになった。他でもない株価が、世界の人々の「気分」で上下するように。

日本はもう一度復活するかもしれない。しかもそれは、日本自らの意思や計画のためというよりも、日本人自身「なんかよくわからんけど勝手に復活してしまった」という類のものであるような気がする。

中国はとてつもなく厳しい移動制限、隔離政策を行った。その意味での中国の国内対応は間違っていなかったと思う。けれども、中国政府は自国内で移動制限をしているのにもかかわらず、中国人が海外に出るのを止めようとしなかった。中国政府が〝意図的〟にコロナウイルスを海外に拡散したかったことを、ここで明言しておきたい。自国はコロナウイルスにやられてしまった。それならば、全世界にコロナを拡散させれば、自国のみがコロナに苦しめられるわけではなくなる。そういう思考回路が働いたに違いない。

スマホ一台とサブスク料金を支払えばいい世の中になってしまった。繰り返すが、サブスクを切った時点で、その人には何も残らない。何の資産も持っていない、いわば「アセットレス(資産ゼロ)・クラス」の人たちを膨大につくり上げてしまったのが、サブスクというビジネスなのだろう。

トータルコストの概念で弾き出すと、中国で生産するほうが高くつく。生産が止まるとか、遅れるとか、中国特有の政治コストも含めると、日本が有利なのだ。

     

ブログ一覧

  関連記事

ワニはいかにして愛を語り合うか

タイトルがよくない。むろん、キャッチーさを狙ったつもりだろうが、おもしろくない。 ...

現代語訳 学問のすすめ

毎日聖書と同じように読んでいる。何度読んでも発見があり、学ぶべきところ、気づきが ...

つみたて投資の終わり方 100年生きても大丈夫!: 人生後半に向けた投資信託の取り崩しメソッドを解説!

インデックス投資の積み立て方に関する本はすでにごまんとあるが、本書はその積み立て ...

少女中国: 書かれた女学生と書く女学生の百年

2023/03/19   文学・評論, 読書記録

中国に関係する作家による小説がメインのため、日本とは切り離された世界のようにも思 ...

街道をゆく〈35〉オランダ紀行

2022/01/23   歴史・地理, 読書記録

父が大の司馬遼太郎ファンなので、私がオランダに行くということで、自身の蔵書から手 ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.