毎月3万円で3000万円の「プライベート年金」をつくる 米国つみたて投資 (太田創/かんき出版)

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投資の初心者も初心者なので、へーと思う部分がいくつかあった。

人生一発逆転的な投資ではなく、長期的、安定的な投資をしようと思う人には良書だろう。少なくとも私は、この本で教わった通りに、素直に取り組みたいと思う。

とりあえず、買うべきインデックス型ファンドは以下三つ。

買うべきインデックス型ファンドの説明画像

買うべきインデックス型ファンドの説明画像

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投資する際の大原則として、「知らないものには手を出さない」というものがあります。

「下がったところで買い増し」と言うのは簡単ですが、底値を的確に見極められる人は、ほとんどいません。大概、今が「底値だ!」と思って買ったら、さらに下がってしまい、逆に損失が増えてしまったという、泣くに泣けないケースはよくあります。  つまり、本当の底値を見極めるのは非常に難しいということです。そうであれば、下がったからたくさん買うというのではなく、感情を挟まず淡々と毎月決まった金額で、同じものを買い続けていけば良いのです。

純資産総額を見る際の1つの基準は、それが30億円を上回っているかどうかです。30億円を下回り、10億円、5億円というように、純資産総額の水準が非常に低い投資信託は、繰上償還されるリスクが高まります。繰上償還されてしまったら、長期投資ができません。投資信託で長期の資産形成を目指すなら、繰上償還されないように、ある程度、純資産総額が大きな投資信託を選ぶべきでしょう。

次にチェックするべきは資金の流出入状況です。多くの投資信託は「追加型」といって、運用開始後、いつでも追加購入、解約ができる仕組みになっています。したがって日々、新規の買付によって資金が流入する一方、解約による資金流出が生じています。その差し引きで、新規の買付額が解約額を上回れば資金流入ですし、逆に解約額が新規の買付額を上回れば資金流出になります。  継続的に資金が流出している投資信託は、純資産総額の絶対水準にもよりますが、選ばない方が無難です。ましてや、純資産総額が30億円に満たないのに、資金流出が止まらないような投資信託は早晩、繰上償還されるリスクが高いと判断するべきでしょう。

     

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