朝ごとに デイリー・グレース・シリーズ (C.H.スポルジョン/いのちのことば社)

書籍朝ごとに デイリー・グレース・シリーズ(C.H.スポルジョン/いのちのことば社)」の表紙画像

購入価格: Kindle Unlimited(0円)

評価:

この記事は約1分47秒で読めます

私は2018年にシンガポールでカトリックの洗礼を受けて以来、毎朝聖書を読んでは祈っている。

本書は365日分のキリストの信仰に関する小話が載せられており、私の朝に添える読み物として具合がよい。どの日の言葉も、なんだか素晴らしいことを言っている、のだろうとは思う。しかし、正直なところ九割がたは何を言っているのかよくわからない。

私の犯す罪は私のものだが、私のなす正しい行いはことごとく主から来たのである。

主よ。あなたは何事かをなさせるために私をこの世に置かれました。主よ。それが何であるか示してください。私がその生涯の目的を達成できるよう助けてください。私は多くをなすことはできません。

人は非常に煩雑な儀式に心をひかれる。それは肉を喜ばせるからである。しかし真の宗教は肉の人にとってはあまりに地味であり、またあまりに内省的であり、徹底的である。彼らはそれよりもずっと華美で、浅薄な世的なものを好む。外面的儀式は一時的には快い。目と耳は喜び、うぬぼれは強くなり、独善の心が起こる。しかしそれらは結局ごまかしである。

     

ブログ一覧

  関連記事

ぼくたちの離婚

ゴシップ的な軽い気持ちで読み始めたが、想像を超えて読まされてしまった。 小林秀雄 ...

An Encouragement of Learning (English Edition)

日本語版と併読すると、英語の勉強にもなって、これまた最高の一冊。 本多静六の書籍 ...

人生の短さについて 他2篇

翻訳のおかげかどうか、ページをめくるたびに、これぞこの世の真理だと素直に信じられ ...

仕事と家族 日本はなぜ働きづらく、産みにくいのか

2022/03/02   政治・社会, 読書記録

仕事は睡眠の次に人生を占拠するものであるので、仕事について考えることは人生を考え ...

問題は英国ではない、EUなのだ 21世紀の新・国家論

2022/12/31   政治・社会, 読書記録

ページをめくるごとに強烈な知見が展開される、非常に刺激的な一冊。 本書で完全にエ ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.