超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話 (森村 泰昌/筑摩書房)

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まず、なにより森村さんは文章の書き方を心得てるよなあと思う。 あれほどセルフポートレートばかりやっているのだし、決して自己顕示欲が弱いというわけでもないだろう。にも関わらず、わかりやすく書こうとする、素人の読者の側にきちんと降りていっている感じがする。

森村作品はそれほど好きでもないし、シンディシャーマンのほうがいいと思うが、往々にして難解な専門用語のオンパレードとなり、予備知識なしには理解不能な美術界において、彼の文章は稀有な存在ではないだろうか。

     

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