シミュレーショニズム (椹木 野衣/筑摩書房)
購入価格:1157円
評価:
この記事は約0分20秒で読めます
じつにおもしろかった、というか、ためになった。美術を志す者ならば必読の書であろう。
【まったく同じ便器が、美術館の壁の外では一万円で、壁の内側では一億円であるとしたら、その違いはなんだろう。〜中略〜両者を隔てるのは、それが「芸術」として認められているか否かという「信用」以外にはありません。】
確かになあ。芸術家なんて奴ぁ、贋金作りの歌舞伎者だよなあ、なんて思ってみたり。
- 前の記事
- アートの価値 マネー、パワー、ビューティー
- 次の記事
- デカメロン物語
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
関連記事
色弱が世界を変える カラーユニバーサルデザイン最前線
2012/11/15 art migrated-from-shintaku.co
個人的な運動「本代を惜しまない2012」の一環として買った本。新宿のブックファー ...
新装版 ミュージアムの思想
2018/09/29 art book, migrated-from-shintaku.co
良書、だがすでに絶版。そのためくそ高い。私はヤフオクで見つけて5000円ほどで買 ...
超・美術鑑賞術/お金をめぐる芸術の話
2014/12/27 art book, migrated-from-shintaku.co
まず、なにより森村さんは文章の書き方を心得てるよなあと思う。 あれほどセルフポー ...