生きていく絵 (荒井裕樹/亜紀書房)

書籍生きていく絵(荒井裕樹/亜紀書房)」の表紙画像

購入価格:2081

評価:

この記事は約0分25秒で読めます

先月の読書会の課題本。いまごろ読み終わった。 ざっくり言うと、病んだ人にとってアートとはなにか、アートによって社会または人がどうにかなるわけ?という内容。

文学と同様、アートは無力であるが、暇つぶしとしては文学に勝る。たとえば手遊び。手持ち無沙汰に箸袋を折ったりちぎったりするようなこと。無意味なんだけど、やってる本人には、落ち着いたり楽しかったり(ほんのわずかだか)があったりする。

アート、つまり健全な暇つぶしは万人に必要であり有用だと、そんな感じに適当に解釈した。

記事カテゴリー: art
前の記事
NHKにようこそ!
次の記事
世界奇食大全
     

ブログ一覧

  関連記事

新装版 ミュージアムの思想

良書、だがすでに絶版。そのためくそ高い。私はヤフオクで見つけて5000円ほどで買 ...

現代写真論

今年読んだ美術本の中でダントツの感銘を受けた。また、自分の作品の発想は実に写真的 ...

日本の現代アートをみる

そのまんまであるが、最近のおもしろい作家がわかる。というか、図版がメインで、テキ ...