震美術論 (椹木野衣(著), 美術手帖編集部 (編集)/美術出版社)

書籍震美術論(椹木野衣(著), 美術手帖編集部 (編集)/美術出版社)」の表紙画像

購入価格:3629

評価:

この記事は約0分14秒で読めます

一言でいえば、311を受け、大きく“災い“という観点から、日本の美術を総括しようとする試みだと理解した。そもそも地震、台風、噴火その他もろもろの災害が頻発する日本では、西洋的な美術史観——揺るぎない(揺れない)地盤に支えられた——は不可能なのことなのだと。それはまあ、その通り。

記事カテゴリー: art
     

ブログ一覧

  関連記事

名画謎解きミステリー

まあ、まあ、まあ。 コスト削減のためだとは思うが、図版がなく、稚拙なイラストで代 ...

芸術の陰謀―消費社会と現代アート

現代の美的判断の基準は、結局はどれほど高額かで決まる。現代美術とはそもそも『無価 ...

現代アートとは何か

この手の煽るタイトルは今までも無数にあったが、これほどきちんと解答が示されている ...

アートは資本主義の行方を予言する

アーティスト必読の書。これまで相当にアート関連の書籍を読み漁ってきた自負があるが ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.