全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (山崎 元 (著), 水瀬 ケンイチ (著) /朝日新聞出版)

書籍全面改訂 第3版 ほったらかし投資術(山崎 元  (著), 水瀬 ケンイチ  (著) /朝日新聞出版)」の表紙画像

購入価格:594

評価:

この記事は約1分9秒で読めます

2022年4月からここ一月ほど、米国株の下げ幅が半端ではない。インデックスのなんたるかをよく知らずに始めた人は、間違いなくうろたえて、あるいは損切りに走ってしまうかもしれない。

しかし、インデックス投資の本質、世界全体の富は必ず増大する、そしてその成長には時間がかかるので、あくまでも10年以上の期間が必要であるという正しい認識さえ持っておけば、決して恐れることはない。

どんな局面でもひたすらに買い増し、積み立て続けること。そして気長に取り組むこと。それはとても人生に似ている。

投資家が一番知りたいのは、将来の儲けの期待値に直結する期待リターンですが、期待リターンに関しては、「過去の延長を将来の予想とする」アプローチは全く役に立ちません。

個人投資家も運用会社も、合理的で適正な低コストを追求するのが持続可能な資産運用業界発展のためにも良いと思います。例えば、米国のバンガードはファンドごとに 3000ドル程度の最低投資金額を定めているほか、残高が少ない場合は口座維持手数料が必要です。要は、投資家はある程度の手数料の支払いを前提に投資する仕組みになっているという

「市場は間違えることがあるとしても、概ね正しい価格を形成するのだろう」と考えて、「上げ相場にも下げ相場にも、全て付き合う」と決めるのが、自分が他人よりも優れた情報や解釈能力を持っていないことを自覚する「賢い投資家」の行動ルールでしょう。

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  関連記事

投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え

本書を読んでおけば、投資をしていれば必ず出会うであろう困難な時期でも冷静に対処で ...

ビジョナリー・カンパニー ― 時代を超える生存の原則

今も一流企業として繁栄しているあの企業もこの企業も、実はほとんどが非常にあいまい ...

沖縄女生徒の記録 生贄の島

2022/08/11   文学・評論, 読書記録

いわゆるグロ描写の連続で、苦手な人は読むのも辛いだろう。 しかし、これは確かに人 ...

人はどう死ぬのか

この数ヶ月、朝起きるとまずこの本を読んでいた。死を思えばこそ、生が膨らむ。 そう ...

ビジネスエリートになるための 教養としての投資

株で億り人、すぐ儲かる、その手の本を読み漁る前に、この本を読めば投資というものの ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.