ことばと文化 (鈴木孝夫/岩波新書)

書籍ことばと文化(鈴木孝夫/岩波新書)」の表紙画像

購入価格: Kindle Unlimited(0円)

評価:

この記事は約1分37秒で読めます

うーん、なにか批評めいたことを書こうとしているのだが、なにも頭に残っていない。

仕方ないので、読み始めのころに自分で貼った付箋紙の頁を読み返してみる。

辞書において、石や水といった「誰でも知っているもの」については、説明になっていない、という事実。

たとえばある辞書での石の説明は「土や木よりも固く、水に沈み、砂より大きく、岩より小さい塊」とあって、これを理解するには、土や木や岩を「あらかじめ知っていなければ」ならない。

木や岩を引いたとしても、同じような説明があるだけ。

なんのための辞書なのか、と。

なるほど。確かに、おもしろい、と思ったから付箋紙を貼ったのであった。

以上

     

ブログ一覧

  関連記事

蕎麦ときしめん

実におもしろい。軽くてさくさく読めるのだが、しかし芯がしっかりあるような。読んで ...

宦官(かんがん)―側近政治の構造

宦官とはぺニスを切除した、つまり去勢された役人である。 なぜにこういう役職という ...

バッタを倒しにアフリカへ

まさに今、知る人ぞ知るサバクトビバッタ大発生を阻止すべくアフリカへ向った若き研究 ...

パンツが見える。—羞恥心の現代史

占いの延長線上にあるようなスピリチュアルの本と言えばそれまでだが、もっと深い部分 ...

ブランド―価値の創造

ブランド信仰という言葉がある。その言葉の通り、信じるものには涙が出るほどありがた ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.