日本のシンガポール占領―証言=「昭南島」の三年半 (リー・ギョク・ボイ (著), シンガポールヘリテージソサエティ (編集), 越田稜 (翻訳), 新田準 (翻訳)/凱風社)
購入価格:3400円
評価:
この記事は約0分21秒で読めます
私が今読むべき、マストな本だった。日本からシンガポール、そしてアジアにとってのヒロシマと繋がり、目眩がするような視界が開けた。
『日本の二都市に原爆が投下された時、その状況を密かにラジオで傍受したシンガポールの市民が手を叩いて喜んだという。』
幼少より長らく原爆の悲惨をこそ聞いて育った私からすると、この記述はこの世界の二面性をえぐり出していてこの上ない。 とりあえず、来年はこのテーマで個展やろうと思う。
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
関連記事
用意された食卓
2016/04/29 book-review book, migrated-from-shintaku.co
元同僚のカニエ氏が中原中也賞を受賞したと聞き、Amazonで購入。感想はさておき ...
生物にとって時間とは何か
2014/07/25 book-review book, migrated-from-shintaku.co
なんか知らんがすごいことが書いてある、っぽいのだが、如何せん難解でよくわからなか ...
無責任の新体系 ──きみはウーティスと言わねばならない
2019/11/12 book-review migrated-from-shintaku.co
作品の文脈を高めず、ただ中身(表面)を味わうのが大衆の楽しみ方。これを「低文脈的 ...
関谷英里子の たった3文でOK! ビジネスパーソンの英文メール術
2018/03/10 book-review book, english, migrated-from-shintaku.co
コピペでそのまま使える感じではあるが、ちゃんと覚えて血肉としなければ意味がない。
教育とは何か
2013/11/13 book-review book, migrated-from-shintaku.co
日々の仕事や雑事に追われていると、ふと、これでいいのだろうかと思うことがある。そ ...