日本人に「宗教」は要らない (ネルケ無方/ベストセラーズ)

書籍日本人に「宗教」は要らない(ネルケ無方/ベストセラーズ)」の表紙画像

購入価格: 不明

評価:

この記事は約0分20秒で読めます

恐るべしドイツ人坊主。すばらしくいい本だった。

【きれいに骨を残す火葬方は、世界でも日本だけだ。骨が残るような焼き方には、特別な技術が必要だという。やはり日本人は、たとえ死んでしまっても、「無」になってしまうとは考えていないようだ。】

ほかにも山ほどドッグイヤーをつけてしまったが、ごく素直な疑問の答えになるようなヒントを与えてくれる、一種の宗教学入門としておすすめしたい。

     

ブログ一覧

  関連記事

頭脳―才能をひきだす処方箋

昭和33年、米を食べると馬鹿になる。麦を食べなさいという「米食低能論」を唱えた迷 ...

オランダ風説書―「鎖国」日本に語られた「世界」

私を含め多くの日本人は、鎖国には外国排除、外国人許すまじというような強いイメージ ...

謎の物語

本書に収められている「女か虎か」のさわりを他の本で読み、興味がわいて手にとった。 ...

恐山 死者のいる場所

これからの時代の福祉や移民のあり方を探るのに、オランダほど参考になる国はないと考 ...

平成史

流行歌から時代を象徴する事件まで、平成が網羅的に言及されている。今までなぜ気づか ...