エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (河邑 厚徳,グループ現代/講談社)

書籍エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと(河邑 厚徳,グループ現代/講談社)」の表紙画像

購入価格:379

評価:

この記事は約0分20秒で読めます

「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、2つの異なる種類のお金である」冒頭に出てくるこの文言が、本書の全体像を体現していると思う。漠然と現在のお金のあり方、ひいては世の中のあり方に疑問を抱いていることもあり、あり得べき最大多数の最大幸福の形のヒントがあるように感じた。お金に振り回されながら生きている全ての人が読んでおいて損はない。と、改めてモモも読んでみたい。

     

ブログ一覧

  関連記事

しらふで生きる 大酒飲みの決断

前半はぐだぐだ理屈をこね回しているだけという感じで面白みがなかったが、後半は説得 ...

不老不死―仙人の誕生と神仙術 (講談社現代新書)大形 徹

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。』という書き出しがあまりにも有名な、 ...

キリスト教は役に立つか

久しぶりに本で泣く。自己啓発的かもしれないと著者自身も断っているが、今の自分には ...

死ぬの大好き

まずタイトルがいい。相変わらずの山本先生。人間、死ぬのが大好きでありたいものであ ...

ホームレスが流した涙

彼は日本のホームレス研究というかルポライターの第一人者らしい。日本のホームレスで ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.