エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと (河邑 厚徳,グループ現代/講談社)

書籍エンデの遺言 ―根源からお金を問うこと(河邑 厚徳,グループ現代/講談社)」の表紙画像

購入価格:379

評価:

この記事は約0分20秒で読めます

「パン屋でパンを買う購入代金としてのお金と、株式取引所で扱われる資本としてのお金は、2つの異なる種類のお金である」冒頭に出てくるこの文言が、本書の全体像を体現していると思う。漠然と現在のお金のあり方、ひいては世の中のあり方に疑問を抱いていることもあり、あり得べき最大多数の最大幸福の形のヒントがあるように感じた。お金に振り回されながら生きている全ての人が読んでおいて損はない。と、改めてモモも読んでみたい。

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  • 読書記録

    2011年より開始。過去十年以上、幅広いジャンルの書籍を年間100冊以上読んでおり、読書家であることをアピールするために記録している。各記事は、自分のための備忘録程度の薄い内容。WEB関連の読書は合同会社シンタクのブログで記録中。

  関連記事

満足死 寝たきりゼロの思想

今日、スマホは生活の一部というか、すべてになっているような気さえする。 どこに行 ...

絵巻物に見る日本庶民生活誌

タイトルのままの本である。十世紀ごろ〜江戸時代あたりまでの、日本の庶民のさまざま ...

アジア文化探検

たしか、神保町の古本屋で買った本。前半はかったりー、価値ねー、という感じだったが ...

ドストエフスキイの生活

いままでよりもっとドストエフスキイという人間に興味がわいた。とりあえず、全作品を ...

世界一孤独な日本のオジサン

一日で読了。良い。というか、うちの父に有益と思われるので送っておいた。

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2024 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.