疾走 上・下 (重松 清/角川書店)

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評価:

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上巻も2014/03/09に読了。

三日くらいで上下と一気に読んでしまつた。上巻はすばらしいの一語に尽きる。しかし、下巻の性的描写は、ちょっと、不必要というかチープというか、残念な気がする。最後あたりはまたよかったが、全体としては、聖書の引用が多く、作者の野望、将来、2000年代の古典になってやろうという意気込みが感じられる。まあ、素直にうまいとは思う。

     

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