芸術の陰謀―消費社会と現代アート (ジャン・ボードリヤール/NTT出版)

書籍芸術の陰謀―消費社会と現代アート(ジャン・ボードリヤール/NTT出版)」の表紙画像

購入価格:2333

評価:

この記事は約0分14秒で読めます

現代の美的判断の基準は、結局はどれほど高額かで決まる。現代美術とはそもそも『無価値・無内容』(ニュル)なのだが、それほどの高額で取引されるからには「何か」があるに違いないと世間を当惑させる、それが芸術の陰謀なのだと。まあ、その通りだと納得させられた。もっと彼の著作を読んでみようと思う。

記事カテゴリー: art
     

ブログ一覧

  関連記事

近代絵画史—ゴヤからモンドリアンまで (上)

「人間が想像できることは、人間が必ず実現できる」とは、SFの父とも呼ばれるジュー ...

芸術と進歩―進歩理念とその美術への影響

ほとんど50年前の著書らしいが、取り上げられている問題は今日と大差なく、古びてい ...

すぐわかる画家別水彩画の見かた

勉強になりました。はい。

中・高校生のための現代美術入門

なんか、世間ではわかりやすいと評判のよいらしい本なのだが、どうして、そんなにいい ...

新装版 ミュージアムの思想

良書、だがすでに絶版。そのためくそ高い。私はヤフオクで見つけて5000円ほどで買 ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.