若き数学者のアメリカ (藤原 正彦/新潮社)

購入価格:251円
評価:
この記事は約0分12秒で読めます
本書に出てくる「急性愛国病」という言葉を別の本で読み、興味がわいたことから手に取った。予想を超える面白さで、一気に読んだ。紀行文としての価値もあろうが、筆者のアメリカに対する感情の揺らぎが実にみずみずしく描かれており、得るもの甚だ多し。
- 前の記事
- テロ後―世界はどう変わったか
- 次の記事
- 新版アメリカ学入門
出版社・編集者の皆様へ──商業出版のパートナーを探しています
*本ブログの連載記事「アメリカでホームレスとアートかハンバーガー」は、商業出版を前提に書き下ろしたものです。現在、出版してくださる出版社様を募集しております。ご興味をお持ちの方は、info@tomonishintaku.com までお気軽にご連絡ください。ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づくノンフィクション的なエッセイを執筆。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。英語の純粋な日記。呆れるほど普通なので、新宅に興味がない人は読む必要なし。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。日々の出来事や、思ったこと感じたことを台本・編集なしで吐露。毎日更新。
関連記事
イスラーム 生と死と聖戦
2017/08/31 book-review book, migrated-from-shintaku.co, religion
この著者のおかげで、イスラムに対する味方が変わってきた。少なくとも現代、イスラム ...
ルポ トランプ王国――もう一つのアメリカを行く
2019/12/17 book-review migrated-from-shintaku.co
本書のエッセンスは、『トランプは、多民族国家アメリカで、人々の潜在的な差別意識や ...
移民 棄民 遺民 国と国の境界線に立つ人々
2020/04/08 book-review migrated-from-shintaku.co
自分が何人か自明でない人々の物語。『難民二世=かわいそう、台湾=親日国家など紋切 ...
LAフード・ダイアリー
2021/08/15 book-review book, migrated-from-shintaku.co
本書は2019年4月〜2020年3月まで、LAで暮らした筆者の食にまつわる体験記 ...
胡椒 暴虐の世界史
2019/01/24 book-review book, migrated-from-shintaku.co
ヴォルテール曰く胡椒の歴史は「血で赤く染まっている」。まさにその通りの、強欲と虐 ...