美について (今道友信/講談社)

購入価格: 不明

評価:

この記事は約1分45秒で読めます

こんな本を読んでおいていまさら言うのもなんだが、美についてなんて語るもんじゃないなあと思う。

語れば語るほど、なんか薄っぺらいというか、生活とは全然関係ない空論のように感じられる。

という前提で、いくつか気になったところを。

動物園のライオンを見ることは、ほんとうに本物を見たということになるのか。たとえは、ギリシャの古代彫刻を"現代を生きる我々"が見ることは、本当に根本的な観賞となっているのか。(製作された当時とは、その作品の意味や状況が絶対的に違ってしまっている)

とかいうような、美についての問題がいろいろと、悪く言えばだらだらと書きつらねられている。

美についての自己言及を繰り広げている現代美術ではあるが、具体的な作品や、作品同士の関係や、そういうことを点と点を結んで線を、そして浮かび上がる何かしらを語ることでしか、美はうまく語れないような気がする。って、よくわからんわ。

     

ブログ一覧

  関連記事

風呂の中から、だらり、訴える

2009/04/28   エッセイ

哲学者キルケゴールの言葉。 「退屈とは高貴な行為である。退屈を知らない人間は、野 ...

内村鑑三の伝道論――なぜ宗教が必要なのか

内村先生はマッチョなキリスト者なのだなとしみじみ。それはともかく「伝道ほど楽しい ...

起きない身体

2013/06/12   エッセイ, 日常

謝りたい人がいる。人というかモノであるが、それはぼくのiPhone。 毎日4時だ ...

私の財産告白

2022/11/27   エッセイ

久しぶりに心から尊敬できる人物に邂逅したという気持ち。 すべてその通りとしか言い ...

勝手に生きろ!

私はジェンダー論が苦手だ。なぜなら面倒くさいから。男は男らしくすればいいのだし、 ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2026 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.