赤瀬川原平の名画読本—鑑賞のポイントはどこか (赤瀬川原平/光文社)

書籍赤瀬川原平の名画読本—鑑賞のポイントはどこか(赤瀬川原平/光文社)」の表紙画像

購入価格: 不明

評価:

この記事は約1分22秒で読めます

下手な幸福論より、よほど人間の幸・不幸のなんたるかについて考えさせられるものがある。

結局、どこに行こうが――たとえ国内の地方の田舎でも――満足できるかどうか、幸福といえるかどうかは、自分の性格や寛容さにかかっている。決してフィリピン移住が特別なことではなく、単なるひとつの選択肢なのだと思う。

2014年、約千人を対象に実施した結婚意識調査によると、50歳以上の男性が結婚したい理由に「寂しさから解放されたい」「老後の安心を得たい」が2〜3割を占め、50歳以下の年代に比べてその割合が格段に高かった。つまり、一人で過ごす老後の生活に対する不安の表れである。2010年の国勢調査を再び引用するが、65歳以上の一人暮らしは約479万人で、05年の前回調査から百万人近く増えた。

重傷を負ったり、大病を患ったりすることもあるかもしれません。途上国に住む、ということは、そのような時にもこの国の医療環境を含めて現実を受け止めるということです。私はそれがこの国に対する最低限の敬意だと思います。調子が良い時は利用して調子が悪くなったら帰国します、というのはこの国に対して大変失礼ではないでしょうか

国民の大半がカトリック教徒という宗教観に基づけば、この災害は「神様が決めたこと」としてその天命を受け入れ、それによるある種の諦めの心が働いている可能性もある。つまりは、「運命だから仕方がない」という感覚だ。日本人であれば、そんな大災害が起きた時に運命論など持ち出さない。なぜそうなってしまったのか原因を突き止め、責任の所在を明らかにすることに全力を尽くす。この両者の考え方の違いが、喪に服しているように見えるか否かにつながっているのではないだろうか。

記事カテゴリー: art

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んでも一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。日々の出来事や、思ったこと感じたことをとりとめもなく吐露。死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  関連記事

日本絵画のあそび

全編に渡って実に興味深かった。 【本来、日本語の書き文字はこの縦書きこそが正しい ...

現代アートビジネス

あー、毎日のようにamzonから本が届く。そしてぼくはどんどん読める。あっという ...

デザインの20世紀

またちょっと、アート関連の本を貪り読むかなという感じで、読んだ。 モダン〜現代ま ...

アートという戦場―ソーシャルアート入門

雑誌的だが、内容としてはバランスのいい本ではないかと思う。いろんなアートやってる ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.