世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (山口 周/光文社)

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書籍名に胡散臭さを感じなくもないが、内容は実にまともで有益であった。ざっくりまとめれば、ネットなどの発達により、純粋な知識の価値が低下している。また、一般的に重要とされる説明可能な数字に基づく論理的な分析・戦略では、ある程度スキルのある人たちが導き出す解が似通ってしまう。だからこそ「アート的な」発想、感覚が重要になるのだ、と。ある大企業社長などは、MBA保持者なんかを雇うより、詩人を雇うべきだ!とも。いやあんた、それはちょっと短略的に過ぎるだろと。そんな都合よく立ち振る舞っちゃくれないのが芸術家だからさ。

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    2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

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