世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」 (山口 周/光文社)

書籍世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか? 経営における「アート」と「サイエンス」(山口 周/光文社)」の表紙画像

購入価格:820

評価:

この記事は約0分26秒で読めます

書籍名に胡散臭さを感じなくもないが、内容は実にまともで有益であった。ざっくりまとめれば、ネットなどの発達により、純粋な知識の価値が低下している。また、一般的に重要とされる説明可能な数字に基づく論理的な分析・戦略では、ある程度スキルのある人たちが導き出す解が似通ってしまう。だからこそ「アート的な」発想、感覚が重要になるのだ、と。ある大企業社長などは、MBA保持者なんかを雇うより、詩人を雇うべきだ!とも。いやあんた、それはちょっと短略的に過ぎるだろと。そんな都合よく立ち振る舞っちゃくれないのが芸術家だからさ。

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  • 読書記録

    2011年より開始。過去十年以上、幅広いジャンルの書籍を年間100冊以上読んでおり、読書家であることをアピールするために記録している。各記事は、自分のための備忘録程度の薄い内容。WEB関連の読書は合同会社シンタクのブログで記録中。

  関連記事

戦後史開封

ただただ圧巻。辞書並の厚さもそうだが、今日に至るまでに、これほどさまざまことがあ ...

生物にとって時間とは何か

なんか知らんがすごいことが書いてある、っぽいのだが、如何せん難解でよくわからなか ...

ニュー・アース

占いの延長線上にあるようなスピリチュアルの本と言えばそれまでだが、もっと深い部分 ...

話し方の知恵―こんなときどう話す

亡くなった祖母の本棚にあって、なんとなく手にとった。 まず気になるのは表紙。現代 ...

私にとって神とは

実際に自分もカトリックとなる身からすると、遠藤周作の言葉は以前よりも俄然リアリテ ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2024 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.