使える!確率的思考 (小島 寛之/筑摩書房)

書籍使える!確率的思考(小島 寛之/筑摩書房)」の表紙画像

購入価格:356

評価:

この記事は約0分26秒で読めます

ある日突然、確率について知りたくなってAmazonで探して買ってみた本。だって、確率って、この世のすべてのような気がしてので。と思ったら、本書の最後のほうに出てくる、以下の「パン屋再襲撃」という村上春樹の本からの引用で、確率のなんたるかが喝破されてしまった。

【たぶんそれは正しいとか正しくないとかいう基準では推し量ることのできない問題だったのだろう。つまり世の中には正しい結果をもたらす正しくない選択もあるし、正しくない結果をもたらす正しい選択もあるということだ。】

まったくその通りすぎる。

     

ブログ一覧

  関連記事

ヤンキー化する日本

最近は読書があまり進んでおらん。いろいろとだるく、電車の中では寝ている。それはと ...

強権と不安の超大国・ロシア 旧ソ連諸国から見た「光と影」

なんかこの評価、おすすめ3、自己満足2って多い気がする。自分はあんまり満足してな ...

胡椒 暴虐の世界史

ヴォルテール曰く胡椒の歴史は「血で赤く染まっている」。まさにその通りの、強欲と虐 ...

ハワイの歴史と文化―悲劇と誇りのモザイクの中で

正月と言えばハワイ。その浮かれた野郎どもの鼻を折るような本書。豊かな生活を夢見て ...

物理学と神

まず、タイトルが好みである。神に科学をぶつけるのはいい。キリスト教を(疑いつつ) ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.