帝国を壊すために―戦争と正義をめぐるエッセイ (アルンダティ・ロイ (著), 本橋 哲也 (翻訳)/岩波書店)

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はじめは辛辣な皮肉がいいなと思ったが、あまりにも皮肉な物言いが多くて、素直に言わんかい!という感じで食傷してしまった。
【アメリカとその同盟国によって一方的に遂行された戦争に対する支持率が、11パーセントを超えたことはなかった。〜中略〜こういうのをなんと呼べばいいのかな?新しい民主主義ですか?(イギリスの「新しい労働党」みたいな?)】
万事がこの調子である。皮肉もかましすぎると陳腐にしか感じられないと思うのだが、その辺はどうなんだろう。
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