実践文豪の日本語 (齊藤孝/KADOKAWA)

書籍実践文豪の日本語(齊藤孝/KADOKAWA)」の表紙画像

購入価格: 不明

評価:

この記事は約0分22秒で読めます

熟語の穴埋め問題、漢字の読み方など、問題がメインなのだが、これで日本語力がアップするのかは甚だ疑問。

でもまあ、坂口安吾や森鴎外といった著名な作家の未読の小説のあらすじがわかるのはよかった。また、穴埋め問題などにより文章への意識が高まるせいか、内容への理解も深まったような気がする。

でもやはり国語力アップを期待するならこんな本よりおとなしくたくさんの本を意識的に読んだほうがよい、と思う。

     

ブログ一覧

  関連記事

キリスト教入門

文体が古臭いのはご愛嬌として、内容は悪くない。キリスト教の概要を知るにはよいが、 ...

脱出老人 フィリピン移住に最後の人生を賭ける日本人たち

下手な幸福論より、よほど人間の幸・不幸のなんたるかについて考えさせられるものがあ ...

弱いつながり 検索ワードを探す旅

正直なところ、著者に対してあまりいい印象を持っていなかったのだが(この方の著書を ...

日本人の9割が知らない英語の常識181

肩肘張らなくていい新書は英語の勉強におすすめ。むろん読んだところで9割は即忘れる ...

戦争における「人殺し」の心理学

最高に示唆に富んだ本。ベトナム戦争を契機にPTSDという病が認知されるようになっ ...