新版 ジャパンアズナンバーワン (エズラ・F.ヴォーゲル (著), 広中和歌子 (翻訳), 木本彰子 (翻訳)/CCCメディアハウス)
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1979年に書かれた本書は、今読むとむずがゆいほどに日本のことが素直にほめられている。おそらく自分の親世代や祖父世代は、本書を読んで胸を張っただろうことがありありと想像される。ベストセラーになったのもうなずける。それから四十年後の現在、アメリカにて本書を読み終わったのは、しみじみと感慨深いものがある。「日本に学べ」と言った著者の思いとは裏腹に、日本はもはや学ばれるような存在ではないらしい。
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