新版 ジャパンアズナンバーワン (エズラ・F.ヴォーゲル (著), 広中和歌子 (翻訳), 木本彰子 (翻訳)/CCCメディアハウス)

購入価格:1296円
評価:
この記事は約0分20秒で読めます
1979年に書かれた本書は、今読むとむずがゆいほどに日本のことが素直にほめられている。おそらく自分の親世代や祖父世代は、本書を読んで胸を張っただろうことがありありと想像される。ベストセラーになったのもうなずける。それから四十年後の現在、アメリカにて本書を読み終わったのは、しみじみと感慨深いものがある。「日本に学べ」と言った著者の思いとは裏腹に、日本はもはや学ばれるような存在ではないらしい。
- 前の記事
- 僕の父は母を殺した
- 次の記事
- 基本ルールで話せる・書ける 英文法ポケットガイド
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
関連記事
万引きGメンは見た!
2016/03/26 book-review book, migrated-from-shintaku.co
小説の取材用に買った本。万引きの手口いろいろ、なるほどなあと思う。しかし、狙いな ...
明治・大正人の朝から晩まで
2021/05/05 book-review book, migrated-from-shintaku.co
肩肘はらずに読める本である。この手の本を、私はかつて「ごはん本」と呼んでいた。 ...
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法
2018/03/10 book-review book, english, migrated-from-shintaku.co
毎朝少しずつ読み、ほとんど一年かかったような気がする。要所要所で著者の変にくだけ ...
食品の裏側 みんな大好きな添加物
2013/04/26 book-review migrated-from-shintaku.co
本書を一読すれば、とにもかくにも彼が桁違いの頭脳の持ち主で、天才という言葉では言 ...