新版 ジャパンアズナンバーワン (エズラ・F.ヴォーゲル (著), 広中和歌子 (翻訳), 木本彰子 (翻訳)/CCCメディアハウス)

書籍新版 ジャパンアズナンバーワン(エズラ・F.ヴォーゲル (著), 広中和歌子 (翻訳), 木本彰子 (翻訳)/CCCメディアハウス)」の表紙画像

購入価格:1296

評価:

この記事は約0分20秒で読めます

1979年に書かれた本書は、今読むとむずがゆいほどに日本のことが素直にほめられている。おそらく自分の親世代や祖父世代は、本書を読んで胸を張っただろうことがありありと想像される。ベストセラーになったのもうなずける。それから四十年後の現在、アメリカにて本書を読み終わったのは、しみじみと感慨深いものがある。「日本に学べ」と言った著者の思いとは裏腹に、日本はもはや学ばれるような存在ではないらしい。

     

ブログ一覧

  関連記事

バガヴァッド・ギーター

インド人曰く、ギータを読むといい人になるらしい。当たり前なのかもしれないが、全体 ...

食に知恵あり

すばらしい本出ました。 内容は深いうえにわかりやすい。そして作者の人間性が端々に ...

キリスト教は役に立つか

久しぶりに本で泣く。自己啓発的かもしれないと著者自身も断っているが、今の自分には ...

韓国のイメージ―戦後日本人の隣国観

韓国との関係が悪化する一方の現在ですが、読みました。 結論、いい本です。著者は日 ...

英語の品格

確かによい本。英語なんか通じりゃいいというもんでもない、というのもよくわかる。品 ...