デジカメに1000万画素はいらない (たくきよしみつ/講談社現代新書)

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2015年あたりに購入したデジカメを買い替えようと考えていたが、なんとなく疑問に感じていたところに本書を見つけ、手にとった。

最近は2000万画素、3000万画素と、とかく画素数競争が加熱しているが、それが実は写真のクオリティにはなんらのメリットもなく、むしろ構造に無理が生じるデメリットでしかないこと素人でも解るように書かれている。

結局カメラで一番大事なのは、今も昔もレンズなのだという結論に達した私は、デジカメの本体はそのままに、新たにレンズを購入するという選択に至った次第である。

テクノロジーが日進月歩にで発達を続け、AIも実用的な意味で台頭してきた現代においてもなお、誰でもシャッターを押せばプロ並みに撮れるというカメラはないのだということがわかっただけでも儲けものである。永遠に、どんな分野でも、プロフェッショナルは存在し続けるに違いない。

     

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