デジカメに1000万画素はいらない (たくきよしみつ/講談社現代新書)
購入価格:880円
評価:
この記事は約1分40秒で読めます
2015年あたりに購入したデジカメを買い替えようと考えていたが、なんとなく疑問に感じていたところに本書を見つけ、手にとった。
最近は2000万画素、3000万画素と、とかく画素数競争が加熱しているが、それが実は写真のクオリティにはなんらのメリットもなく、むしろ構造に無理が生じるデメリットでしかないこと素人でも解るように書かれている。
結局カメラで一番大事なのは、今も昔もレンズなのだという結論に達した私は、デジカメの本体はそのままに、新たにレンズを購入するという選択に至った次第である。
テクノロジーが日進月歩にで発達を続け、AIも実用的な意味で台頭してきた現代においてもなお、誰でもシャッターを押せばプロ並みに撮れるというカメラはないのだということがわかっただけでも儲けものである。永遠に、どんな分野でも、プロフェッショナルは存在し続けるに違いない。
- 前の記事
- 今日、派遣をクビになった 15人の底辺労働者の実態
- 次の記事
- ソロエコノミーの襲来
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
-
読書記録
2011年より開始。過去十年以上、幅広いジャンルの書籍を年間100冊以上読んでおり、読書家であることをアピールするために記録している。各記事は、自分のための備忘録程度の薄い内容。WEB関連の読書は合同会社シンタクのブログで記録中。
関連記事
Pearl Harbor for Kids: The Story of the Deadly Japanese Attack on America - and How it Inspired the U.S. to Victory in World War II (History for Kids)
2017/05/30 book-review book, english, migrated-from-shintaku.co
日本からの攻撃のお知らせがなかったと書いてあった。
英語の語源
2020/03/23 book-review english, migrated-from-shintaku.co
言葉は歴史と密接に関係し、辿ると国々の盛衰が見えてくる。敗戦国は発言権≒言語を奪 ...
幸せな小国オランダの智慧 災害にも負けないイノベーション社会
2021/07/30 book-review book, migrated-from-shintaku.co
福沢諭吉の「福翁自伝」を読むと、オランダ語を通じて科学から政治まで、あらゆること ...
昭和青春読書私史
2013/12/10 book-review migrated-from-shintaku.co
ダイエットコーラが好きだ。カロリーがゼロだから。普通のコーラは怖くて飲めない。な ...
新・シングルライフ
2015/08/17 book-review book, migrated-from-shintaku.co
私の人生をどうするべきか考えている。今は、このタイトル通りシングルライフが自分に ...