人生論ノート (三木 清/新潮社)

書籍人生論ノート(三木 清/新潮社)」の表紙画像

購入価格: 不明

評価:

この記事は約0分21秒で読めます

久々の英語以外の本。含蓄に富んでいて実に結構。

『感傷は本質的にはただ過去のものの上にのみ働くのである。~中略~すべて過ぎ去ったものは感傷的に美しい。感傷的な人間は回顧することを好む。ひとは未来について感傷することができぬ。』ああ、まったく私は感傷的な人間だよなあと思うと同時に、感傷チックな性質はそろそろ卒業せねばとも思う。

『感傷はたいていの場合マンネリズムに陥っている。』おっしゃると通りで耳が痛い。

     

ブログ一覧

  関連記事

死ぬの大好き

まずタイトルがいい。相変わらずの山本先生。人間、死ぬのが大好きでありたいものであ ...

光源氏の一生

初めて源氏物語の全体像を知った。なるほどなあと、勉強になったが、原文を全部読むか ...

35歳までに必ずやるべきこと

例によってシェアメイトにもらった本。読んでると無性にイラッとくる箇所がままあるで ...

ドキュメント 屠場

差別との戦い、労働環境との戦い、それが屠場、というか、日本における生き物を屠る者 ...

生物にとって時間とは何か

なんか知らんがすごいことが書いてある、っぽいのだが、如何せん難解でよくわからなか ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.