死の家の記録 (ドストエフスキー (著), 工藤 精一郎 (翻訳)/新潮社)

書籍死の家の記録(ドストエフスキー  (著), 工藤 精一郎 (翻訳)/新潮社)」の表紙画像

購入価格:535

評価:

この記事は約0分12秒で読めます

足枷がある時代の牢獄。前時代的な横暴な看守たち。しかし、それは私たちが“なんとなく”思い描く牢獄そのものである。 それはともかく、随所で人間の本質を鋭く暴くドストエフスキーの観察眼と考察には脱帽するばかりである。なんて、月並みなこと書いてしまった。

     

ブログ一覧

  関連記事

脚のない飛行機

広島市内に位置する実家の、近所に住んでいた教員の方が書かれた本だそうで、母にすす ...

遺伝子組み換えのねじ曲げられた真実 (私たちはどのように騙されてきたのか?)

重厚な本。今まで組み換えくらい少々いいじゃん位の知識しかなかったのだが、これを読 ...

世界一孤独な日本のオジサン

一日で読了。良い。というか、うちの父に有益と思われるので送っておいた。

映画と癩の問題

1940年に公開されたハンセン病を主題とした88分の白黒映画「小島の春」について ...

蟹工船・党生活者

予想以上におもしろかった。 小説は滅多に読まないのだが——ぼくが読書に求めている ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.