現代美術史-欧米、日本、トランスナショナル (山本 浩貴/中央公論新社)
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大きな美術史の流れから直近の動向まで掴める一冊。個人的にはクレア・ビショップの「敵対と関係性の美学」が興味深い。「関係性としての敵対」という発想は、サンティアゴ・シエラなど搾取的とされるアートに対する一つの解を示せるのではないか。
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