演技と演出 (平田 オリザ/講談社)

書籍演技と演出(平田 オリザ/講談社)」の表紙画像

購入価格: 不明

評価:

この記事は約0分27秒で読めます

演劇も美術に役立ちそうだから読んでみるかと買ってみたが、これまたすばらしい本だった。演劇の歴史と美術の歴史は相当に似ているのだと思った。現代という時代の中でどうあるべきか、これを考えると自然とそうなるのだろう。

【ブレヒトの演劇論〜中略〜観客の感情移入を否定し、同化を拒む】

ああ、神里くんの演劇はまさにこれだよなあとも思った。おそらく演劇においてブレヒトは美術でいうデュシャン的な存在だろうから、もちろんそんなことは知った上での演劇ではあるだろうが、なんとなく、神里くんのやろうとしてることが理解できたような気がする。

     

ブログ一覧

  関連記事

新装増補版 自動車絶望工場

40年以上前に書かれたトヨタでの労働ルポ。単純労働のいかに非人間的かが伝わり大企 ...

日本人のための声がよくなる「舌力」のつくり方 声のプロが教える正しい「舌の強化法」

先週から、音声で簡単な日記をつけるようになった(拙英語日記 Really Dia ...

戦後文学を問う―その体験と理念

小説とは何かを考えるうえで非常に参考になった。また、本書で知って気になったものを ...

未経験からWebデザイナー、Web制作者になるための就転職活動ガイド

個人ブログをまとめたというKindleの自費出版らしく、あまり期待していなかった ...

コスプレ-なぜ日本人は制服が好きなのか

個人的には、昔から死には並々ならぬ興味というか、もっと、希死念慮すらあって、今で ...