不可触民―もうひとつのインド (山際 素男/光文社)
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インドというと、ガンジーと神秘なイメージくらいしかなかったが、忘れてはならないのがカースト制度。それにつけても、不可触民(アンタッチャブル)という地位が、文字通り「人間ではない」という現実が嫌というほど示されている。この本が出たのが1985年とはいえ、その後、完全に差別がなくなっているとは到底思えない。
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