われらの子ども:米国における機会格差の拡大 (ロバート・D・パットナム (著), 柴内 康文 (翻訳) /創元社)
購入価格:3700円
評価:
この記事は約0分17秒で読めます
アメリカにおける子供の格差が鋭く描き出されている。親の学歴や経済レベルをいかに子供が如実に受け継ぐかを知るにつけ、遠い目になる。蛙の子は蛙ということか。アメリカで起こったことは10年後に日本で起こるといわれるが、すでにその兆しを感じざるを得ない。一億総中流時代は遠くになりにけり。単なるノスタルジーではなく、昭和はいい時代だったんだな。
- 前の記事
- 人生の結論
- 次の記事
- ロサンゼルス―多民族社会の実験都市
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
関連記事
太平洋戦争終戦の研究
2012/12/14 book-review migrated-from-shintaku.co
また戦争の本である。あるのだが、戦争は大事。何度でも言うが大事。よく学んでおくよ ...
平気でうそをつく人たち 虚偽と邪悪の心理学
2021/05/25 book-review book, migrated-from-shintaku.co
心理療法家としての実体験をもとにしており、下手なホラーなんかよりよっぽど怖いスト ...
戦争は人間的な営みである (戦争文化試論)
2017/07/13 book-review book, migrated-from-shintaku.co
メメント・モリ(死を思え)こそよりよく生きるためには最重要と前々から思っていたが ...