老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代 (朝日新聞特別取材班/祥伝社)
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ホームレスの老後について考えていて、ふと、老後自体あるわけないだろうと、「ホームレス 老後 ない」などという単純至極なキーワードで検索かけていて見つけた本。ホームレスどころか、これからの時代、誰にも老後なんてものはない。
と言いたいが、これは単に、寿命が延びると同時に老後の期間も長くなり、後ろ倒しになるだけではないかと思う。たとえば、昭和の時代、60歳で定年退職し、その後の平均寿命からすれば、ほのぼの悠々自適な老後とて、10年足らずである。
現代では、少なくとも75歳までは働くことになろうが、平均寿命は85歳あたりなので、やはり老後は10年ほどとなる。引退の年齢だけを60歳あるいは65歳の昔どおりに据え置けば、それはもちろん老後はレスで悲惨だろう、という話。
「繰り上げて後悔するのはこの世、繰り下げて後悔するのはあの世です」
早めに減額された年金をもらい始めると、予想以上に長生きした時に後悔する。受け取りを遅らせて年金を増額すれば、早死にしても後悔するのはあの世に行ってから。経済的な苦しさを現世で味わうのは「少ない年金しかない繰り上げ受給で長生きした場合」だ。
「日本型雇用」のもとでは、若い頃は仕事量に比べて給料が安めだが、年齢を重ねるにつれて職位や等級が上がって給料も増える。中高年になると、逆に仕事の割に高い給料をもらえるようになり、若い頃の安月給の埋め合わせをする。
マネジメント層(管理職)の多い中高年は、対面でのコミュニケーションを重視する人が多く、テレワークにネガティブな印象を持っている割合が高いという。対面で会えず、働きぶりが見えないと部下を管理しにくい、という事情もあるだろう。中原さんは「そういう人は、『テレワークで生産効率は下がった。コロナによる被害だ」と捉えている。
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2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
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