世界がわかる宗教社会学入門 (橋爪 大三郎/筑摩書房)

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珍しくドッグイヤーもふせんのひとつも付けることなく読了。

著者の吉田類は、テレビ番組の酒場放浪記で毎回あまりにも楽しそうに酒を飲む。それで私は好感を持っていたのだが、氏の文章を読むのは始めてであった。

思うのは、文章の巧拙よりも、番組同様、酒ばかり呑んでいるのに、どうして酒臭くないということだ。決して上品というわけではないにも関わらず、それこそ酒を飲む才能というものがあるのかもしれない。

願わくば吉田類の後継になりたいと、真剣に思う。

「野焼」のシロを食した時、あまりの旨さゆえ、その食感の表現に戸惑った。特に弾力のある噛みごたえと、ツルツルでミルキーな舌触りは喩えようがなかった。ところが、最近ひょんなことでベルギー産の生チョコレートを口中に放り込み、それが溶け始めた途端、「野焼」のシロの食感が蘇った。味覚の優劣の決定に、食感は大きな決め手となっていそうな気がする。

     

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