世界がわかる宗教社会学入門 (橋爪 大三郎/筑摩書房)

書籍世界がわかる宗教社会学入門(橋爪 大三郎/筑摩書房)」の表紙画像

購入価格:258

評価:

この記事は約1分46秒で読めます

珍しくドッグイヤーもふせんのひとつも付けることなく読了。

著者の吉田類は、テレビ番組の酒場放浪記で毎回あまりにも楽しそうに酒を飲む。それで私は好感を持っていたのだが、氏の文章を読むのは始めてであった。

思うのは、文章の巧拙よりも、番組同様、酒ばかり呑んでいるのに、どうして酒臭くないということだ。決して上品というわけではないにも関わらず、それこそ酒を飲む才能というものがあるのかもしれない。

願わくば吉田類の後継になりたいと、真剣に思う。

「野焼」のシロを食した時、あまりの旨さゆえ、その食感の表現に戸惑った。特に弾力のある噛みごたえと、ツルツルでミルキーな舌触りは喩えようがなかった。ところが、最近ひょんなことでベルギー産の生チョコレートを口中に放り込み、それが溶け始めた途端、「野焼」のシロの食感が蘇った。味覚の優劣の決定に、食感は大きな決め手となっていそうな気がする。

     

ブログ一覧

  関連記事

漂流老人ホームレス社会

少なくともこれを読めばホームレスを「自己責任」と突き放すことがいかに愚かかがわか ...

Children's Book About Manners: A Kids Picture Book About Manners With Photos and Fun Fact

ものを食べる時は口閉じろ。見てて不愉快だと、子供にしっかり教えてんだなあ。 we ...

ヘンゼルとグレーテル―グリム童話

思案中の作品プランの考察のためにAmazonで購入。あらためて読むと感じるところ ...

ヒトと文明──狩猟採集民から現代を見る

人間の生み出すテクノロジーの進歩はすさまじいが、その一方、人類それ自体はアウスト ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.