世界がわかる宗教社会学入門 (橋爪 大三郎/筑摩書房)

書籍世界がわかる宗教社会学入門(橋爪 大三郎/筑摩書房)」の表紙画像

購入価格:258

評価:

この記事は約1分46秒で読めます

珍しくドッグイヤーもふせんのひとつも付けることなく読了。

著者の吉田類は、テレビ番組の酒場放浪記で毎回あまりにも楽しそうに酒を飲む。それで私は好感を持っていたのだが、氏の文章を読むのは始めてであった。

思うのは、文章の巧拙よりも、番組同様、酒ばかり呑んでいるのに、どうして酒臭くないということだ。決して上品というわけではないにも関わらず、それこそ酒を飲む才能というものがあるのかもしれない。

願わくば吉田類の後継になりたいと、真剣に思う。

「野焼」のシロを食した時、あまりの旨さゆえ、その食感の表現に戸惑った。特に弾力のある噛みごたえと、ツルツルでミルキーな舌触りは喩えようがなかった。ところが、最近ひょんなことでベルギー産の生チョコレートを口中に放り込み、それが溶け始めた途端、「野焼」のシロの食感が蘇った。味覚の優劣の決定に、食感は大きな決め手となっていそうな気がする。

ご支援のお願い

もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。

Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com

Amazonほしい物リストで支援する

PayPalで支援する(手数料の関係で300円~)

     

ブログ一覧

  • ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」

    2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。

  • 英語日記ブログ「Really Diary」

    2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。

  • 音声ブログ「まだ、死んでない。」

    2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。

  関連記事

演劇とは何か

演劇とアートの親和性を、最近非常に感じている。デザインよりもよほど近しく、とても ...

死の家の記録

足枷がある時代の牢獄。前時代的な横暴な看守たち。しかし、それは私たちが“なんとな ...

キャラクターズ

次回の読書会の課題図書。 なんだか全体的に気持ちが悪い。やろうとしてることはなん ...

動物農場

何年か前、なにかの本であらすじが紹介されていて、読みたいと思っていたのをやっと読 ...

宗教の秘密: 世界を意のままに操るカラクリの正体

予想以上によかった。キリスト教と現代資本主義の「お金教」とを対比させることで、鮮 ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2024 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.