漂流老人ホームレス社会 (森川すいめい/朝日新聞出版)

書籍漂流老人ホームレス社会(森川すいめい/朝日新聞出版)」の表紙画像

購入価格:570

評価:

この記事は約0分17秒で読めます

少なくともこれを読めばホームレスを「自己責任」と突き放すことがいかに愚かかがわかる。人生はあまりにも脆く、容易に壊れる。加えてホームレスはしばしば知的障害を抱えている。それに誰も気づかず、馬鹿だのろまだと言われ続けたなれの果てがホームレスだったりする。実際、アメリカで多くのホームレスに接してみて、知的障害的な印象を受けることは少なくない。

     

ブログ一覧

  関連記事

一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法

毎朝少しずつ読み、ほとんど一年かかったような気がする。要所要所で著者の変にくだけ ...

アメリカの歴史―テーマで読む多文化社会の夢と現実

教科書としても使われているらしく、全体として固い。しかし内容もまた手堅い。「おお ...

Teach Me How to Pray: Bringing Prayer into Your Child's Life

英語の多読にはAmazonアンリミテッドの一択だと思う。とてもよい。

戦後文学を問う―その体験と理念

小説とは何かを考えるうえで非常に参考になった。また、本書で知って気になったものを ...

英霊の絶叫 玉砕島アンガウル戦記

著者の舩坂氏は、1944年の第二次世界大戦下、死闘の繰り広げられたパラオ諸島の南 ...

当サイト内の文章・画像等の内容の無断転載及び複製等の行為はご遠慮ください。

Unauthorized copying and replication of the contents of this site, text and images are strictly prohibited. All Rights Reserved.

Copyright © 2012-2025 Shintaku Tomoni. All Rights Reserved.