ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか (内村 鑑三/光文社)

書籍ぼくはいかにしてキリスト教徒になったか(内村 鑑三/光文社)」の表紙画像

購入価格: 不明

評価:

この記事は約0分16秒で読めます

名著、と言いたい。庄司薫の「赤頭巾ちゃん気をつけて」や、サリンジャーの「ライ麦畑でつかまえて」のような、狂おしいほどの瑞々しさがある。それは私の中で安っぽいノスタルジーと重なる。しかしこのような「駆け抜けて青春」とでも言うべき語り口には、私はただただ「よい」としか言えないし、思えない。とにかくは、実に好ましい一冊であった。

     

ブログ一覧

  関連記事

老後レス社会 死ぬまで働かないと生活できない時代

ホームレスの老後について考えていて、ふと、老後自体あるわけないだろうと、「ホーム ...

英語で話すヒント 通訳者が教える上達法

漢文にも等しい古語で書かれていて、非常に読みにくい部分が多々あるが、それでも興味 ...

絞首刑

定期的に死に関する本が読みたくなる。それで今、絞首刑、自殺、殺人と読んでいる。死 ...

子どものトラウマ

これまたいい本。子供に関する本はいろいろ読んでいるが、実に興味深い対象である、と ...

象のいた湖 野尻湖発掘ものがたり

たまには、いつもは手に取らない分野の本も読もうと思って買ってみたが、興味ない分野 ...