現代アート、超入門! (藤田令伊/集英社)

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一般人の目線で現代アートを解説したいと最初にうたっているが、確かにその通りの内容である。

一般人がまずわからない、「この作品はいったい何なの?」という問いに寄り添い、丁寧に解説されている。

簡潔に言うと、よい本である。現代アートに触れてみたいなという気持ちが少しでもある人ならば、一度は目を通しておいて損はない。

ひとつ、いちばんよかった箇所をご紹介。

ネルソン・グッドマンという人物がいる。この人は面白いことを述べていて、彼は『アートとは何かでは、もはやない。「いつアートか?」だ

というのである。

美術とは古来より、その作品の形状や価値が永続することをその大きな柱として成り立ってきた。しかし、生成、消滅、その間にある揺らぎ、それらをすべて含んだ上でアートだと、そういうわけだとぼくは解釈した。

確かに、アートはなんでもありの現代であり、それが現代アートであるのだろう。

大好きだ。

     

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