名著12篇に学ぶ中国古典の人間学 (守屋洋/新潮社)

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読み始めてから二か月以上くらい経っているような気がする。ほんとにちょっとずつ、ご飯食べる時などに読み進め、ようやくで読了。とりあえず飽きてる。

それでもひとつ良かったのは、論語の、ぼくの名前にもある漢字「仁」の意味がよりよくわかったことだろうか。

仁の意味は人を愛することだとばかり思っていたが、実際のところ孔子は明確な回答をしていないそうである。著者いわく、あえて一言で表すなら「自分に対しても、他人に対しても誠実な生き方をすること」だという。

そうだとするなら、かなりぼくは自分の名前に忠実な生き方が出来ているのではなかろうか、なんて思う。もっとも、他人に対して誠実かどうかについては自信がないが。

それはさておき、以下、内容をかいつまんでご紹介。

鰻は蛇に似ており、蚕は芋虫に似ている。蛇を見れば誰でもビクッとし、芋虫を見れば誰でもゾッとする。だが、漁師は手で鰻を握り、女は手で蚕をつまむ。つまり、利益になると見れば、誰でも勇者になるのだ。

〜韓非子より

天地は永遠だが、人生は二度と戻らない。人の寿命は長くて百年、あっという間に過ぎ去ってしまう。幸いこの世の中に生まれたからには、楽しく生きたいと願うばかりでなく、人生を無駄に過ごすことへの恐れも持たなければならない

〜菜根譚より

貧しくして怨むことなきは難く、富みて驕ることなきは易し

〜論語より

吾未だ徳を好むこと色を好むが如くする者を見ざるなり

〜論語より

魏の国の安釐王(あんきおう)が隣の趙という国を攻めようとした時のこと。(これを止めようとした季梁(きりょう)という人のたとえ話)

「今、帰ってくる途中で、一人の男に会いましたが、車を北へ走らせながら、『楚の国に行くつもりだ』と申します。『南の楚の国に行くのに、なぜ逆の北へ向かっているのか』と聞きますと、男は、『馬は飛びきり上等だ』と申します。『良い馬かもしれんが、道を間違えている』、こう言いますと、『旅費もたっぷりある』と申します。『そうかもしれんが、道を間違えている』、重ねて忠告しますと、男は、『いい御者がついている』と答えます。こう条件が揃っていれば、ますます楚から遠ざかっていくだけです。」

〜戦国策より

以上。

最後の話は、まあ、わかるようなわからんようなたとえ話だけれど、実際、こういうことってあるような気がする。ものすごく、する。いや、具体例は出てこんけど。うん、あるよね?

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