日本人の論理構造 (板坂 元/講談社)

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全編を通じて興味深い言説にあふれた良書。

【伊勢神宮に詣でた西行は「何事のおはしますかは知らねども かたじけなさに涙こぼるる」という和歌をつくった。どんな神様がこの社にいらっしゃるか知らないが、何となく有難くて涙が出る、というのは熱心なクリスチャンに聞かせたら卒倒するような内容のもの】

この箇所など、実に素晴らしい指摘である。この著者は偉い。

     

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