アメリカ・キリスト教史―理念によって建てられた国の軌跡 (森本 あんり/新教出版社)
購入価格:2120円
評価:
この記事は約0分24秒で読めます
アメリカの言う政教分離は、日本人の考えるそれとは根本的に違うような気がする。 シンガポールはしばしば人工的な国だと言われるが、アメリカほどではない、とも感じた。 なんにしろ、あれほど巨大な国を作るには、カトリックにしろプロテスタントにしろ、何らかの強靭な精神的紐帯なくしてはあり得なかったろう。信仰と国粋が絡み合って発展してきたのがアメリカであって、彼らがいくら政教分離を謳ってみても、真のそれとはかけ離れているし、そもそもそんなものをアメリカ人の誰も求めていないのではないか。
出版社・編集者の皆様へ──商業出版のパートナーを探しています
*本ブログの連載記事「アメリカでホームレスとアートかハンバーガー」は、商業出版を前提に書き下ろしたものです。現在、出版してくださる出版社様を募集しております。ご興味をお持ちの方は、info@tomonishintaku.com までお気軽にご連絡ください。ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づくノンフィクション的なエッセイを執筆。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。英語の純粋な日記。呆れるほど普通なので、新宅に興味がない人は読む必要なし。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。日々の出来事や、思ったこと感じたことを台本・編集なしで吐露。毎日更新。
関連記事
なんでもわかるキリスト教大事典
2017/10/24 book-review book, migrated-from-shintaku.co, religion
確かに、辞典的な詳しさでいろいろ書いてあった。
世界の国 1位と最下位――国際情勢の基礎を知ろう
2019/06/01 book-review migrated-from-shintaku.co
この岩波ジュニア新書シリーズは、どれも子供を啓発しようという熱意が伝わってきてと ...
世にもおもしろい英語
2017/11/25 book-review book, english, migrated-from-shintaku.co
ほんとに面白かった。しかもしっかり英語の勉強になる。優秀な本です。
人生論ノート
2017/04/16 book-review migrated-from-shintaku.co
久々の英語以外の本。含蓄に富んでいて実に結構。 『感傷は本質的にはただ過去のもの ...