アメリカ・キリスト教史―理念によって建てられた国の軌跡 (森本 あんり/新教出版社)

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アメリカの言う政教分離は、日本人の考えるそれとは根本的に違うような気がする。 シンガポールはしばしば人工的な国だと言われるが、アメリカほどではない、とも感じた。 なんにしろ、あれほど巨大な国を作るには、カトリックにしろプロテスタントにしろ、何らかの強靭な精神的紐帯なくしてはあり得なかったろう。信仰と国粋が絡み合って発展してきたのがアメリカであって、彼らがいくら政教分離を謳ってみても、真のそれとはかけ離れているし、そもそもそんなものをアメリカ人の誰も求めていないのではないか。
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