【増補・改訂版】ビットコインは5000万円になる! つみたてNISA、iDeCoより「積み立てビットコイン」を始めなさい (ナカモトヤスシ / 双葉社)
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タイトルの煽りが強いし、著者の名前もふざけているが、非常に良書である。
なぜビットコインは5000万円になるのかを、著者なりの根拠を持って説明されている。これを鵜呑みにすることはできないかもしれないが、私は納得したし、賛同する。
ひとくくりに仮想通貨と言っても、ビットコイン以外のすべての通貨は「アルトコイン」と呼ばれ、「ビットコインとそれ以外」に大別されているのをご存知でしょうか。現在、仮想通貨は約2千種類ありますが、僕の見立てでは、そのうち取引できる〝まともな仮想通貨は200個くらいだと思います。これを見分けるポイントは、取引所(後述)で取引できるかどうかです。軌道に乗る前に潰れてしまう通貨も多いからです。
人がビットコインの有用性を理解するようになれば価値が上がるし、逆に多くの人から魅力がないと思われれば価値が下がります。国家の胸先三寸で価値が乱高下する法定通貨とは、まずそこが決定的に異なります。第二に、ビットコインは発行枚数が限られているという特徴があげられます。ビットコインは2100万枚が発行されたら打ち止めです。2021年の4月時点で、約1900万枚が発行されていますが、有限の資源というわけです。法定通貨は政府が必要と判断したら、じゃぶじゃぶ刷り増せます。
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