日課は自画像、プラス牛丼。
2017/08/22
今日の自画像、なんだかとても性格が悪そう。すごく狡猾そう。実際のところは、まあ各々判断してください。
そしてもう一枚の画像は習作の試行錯誤の真っ最中。なかなかイメージ通りにいかないものだ、と思うのは、きっとぼくがひさしぶりに本気で妥協しようとはしていない証拠だと思う、という根っからのプラス思考。うむ、もっともっと練る、練り上げる。
今日は4時に起き、6時30分には電車に飛び乗った、って、全然ゆっくり歩いて乗ったけど、誰が言い始めたか"飛び乗った"という表現。
昨日は「どうやったら美しく牛丼が落下しているところが撮影できるか?」と、土曜に撮影した画像を穴が開くほど見た結果、実際に落下させてもそれほど美しくは撮れないことに気づき、解決方法として斜面に置いてみたり、落ちているっぽく広げてみたり、試行錯誤、そう、何を隠そうまたしても吉野屋に行って牛丼買って、すごいしかめっ面で真剣にああでもないこうでもないと、粘土のごとく牛丼をこねくり回してカメラでパシャパシャ、グニグニ、パシャパシャ、グニパシャ、パシャ、グニ、グニ、いいよ、とっても素敵だよ、パシャ、いいよ、グニ、とっても肉々しいよ、グニパシャ、美味しそうだよ、グニグニ、ジューシーだよ、パシャパシャパシャと、牛丼並盛様のご機嫌を取りながらひとり黙々と
芸術家ぶっていたぼくです。
本当に、牛丼のことばっかり考えすぎている。連日。
ワンダーウォールが5月で群馬は6月と。
習作すら固まってないのに、ちゃんと出来上がるのだろうか……。いやいやいや、まずは良いモチーフが撮れないことには、何も始まらない。確かに"制作"はしてるんです。昨日はもちろん、今日だって帰りに吉野屋に寄って牛丼買って帰る予定だし。しっかり制作に励むんです。
だから、プリーズ。
吉野屋に入るぼくを見つけたときは、こう思ってください。
画材屋に入るところだ、と。
吉野屋の袋をぶら下げて歩くぼくを見た時は、こう思ってください。
画材を買って帰り制作に励むところだ、と。
そして吉野屋で座っているぼくを見た時は、こう思ってください。
今から牛丼を食べるところだ、と。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
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2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
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2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
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