美術家 新宅睦仁のブログ。ほぼエッセイ、ときどき現代の美術とアート。

だれかのためのだれかになりたい

    2017/08/22

雪が降ってる。それもボタユキとか呼ぶんだろう重たくて、大きな、ぐずっとした雪。爽やかではない、冷たいゆき。
ひさしぶりに自分の画像を載せちゃうんだけど、これは私の子どもです、というのは素直な願望で姉の子どもです。で、もう一枚は雪ふる新宿。この二枚の組み合わせが、なんか、デヴィッド・サーレよろしく、入り組んだダブルイメージで、いまこの瞬間のぼくの感情を表現してるような気がする。
甥の話に戻るけど、いつか男はつらいよの寅さんに憧れてたぼくはミツオ的な存在をぼんやり夢想してたりして(ぼくは変わり者の絵描きのおじさんという設定で)、そして今現にそのミツオがいるわけなんだけど、素直にかわいいなあと思う。
あれはかわいい。いろんな考え方があるのは承知、無限の自由な生き方があるのも重々承知のうえで言うけれど、子どもを作ってこその大人だよなあと、いささか古典的で前時代的なぼくは思ってしまうのだ。
それが前世、現世、来世と、三界の足かせだとしても。やはり、広島に帰ろう。

新宅 睦仁

1982広島県生/2005九州産業大学卒/2013新宿調理師専門学校卒/現代美術家/ロサンゼルス在住のカトリック。牛丼やカップヌードル、コンビニ弁当等、食物をテーマに作品を制作している。無類の居酒屋好き。

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