だれかのためのだれかになりたい
2017/08/22
雪が降ってる。それもボタユキとか呼ぶんだろう重たくて、大きな、ぐずっとした雪。爽やかではない、冷たいゆき。
ひさしぶりに自分の画像を載せちゃうんだけど、これは私の子どもです、というのは素直な願望で姉の子どもです。で、もう一枚は雪ふる新宿。この二枚の組み合わせが、なんか、デヴィッド・サーレよろしく、入り組んだダブルイメージで、いまこの瞬間のぼくの感情を表現してるような気がする。
甥の話に戻るけど、いつか男はつらいよの寅さんに憧れてたぼくはミツオ的な存在をぼんやり夢想してたりして(ぼくは変わり者の絵描きのおじさんという設定で)、そして今現にそのミツオがいるわけなんだけど、素直にかわいいなあと思う。
あれはかわいい。いろんな考え方があるのは承知、無限の自由な生き方があるのも重々承知のうえで言うけれど、子どもを作ってこその大人だよなあと、いささか古典的で前時代的なぼくは思ってしまうのだ。
それが前世、現世、来世と、三界の足かせだとしても。やはり、広島に帰ろう。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
ご支援のお願い
もし当ブログになんらかの価値を感じていただけましたら、以下のいずれかの方法でご支援いただけますと幸いです。
Amazonギフト券で支援する
→送信先 info@tomonishintaku.com
ブログ一覧
-
ブログ「むろん、どこにも行きたくない。」
2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
-
英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
-
音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
-
読書記録
2011年より開始。過去十年以上、幅広いジャンルの書籍を年間100冊以上読んでおり、読書家であることをアピールするために記録している。各記事は、自分のための備忘録程度の薄い内容。WEB関連の読書は合同会社シンタクのブログで記録中。
- 前の記事
- ホタテと長いものバルサミコソテー
- 次の記事
- 「ユズスコ」は素直によくできてる