これからの話をしよう
2015/07/03
ちっともめでたくない。
今年に入ってから、立て続けにうす暗いうわ言ばかりを書き連ねてしまったが、ようやくでまともな新年らしい話をしよう。
さて、今年の抱負・目標は下記の通りである。
その一、絵画制作1,000時間
その二、読書100冊
読書100冊は今まで通りなので、まあできるだろうと思うのだが、絵画制作1,000時間は非常に怪しい。怪しいというか厳しい。
しかし、やるっつったらやる。というか昨日、自宅の矮小な湯船にぽっくり浮かびながら、ふと思った。これから先、絵を10,000時間描けたときに、ぼくはまあまあの画家になっている、と、思う。いや、思おう。そう思い込もう。どうでもいいから思い込む。とにかく思い込め!思い込んだ!ということになった。
ので、ぼくがまあまあの画家になるのは単純計算で10年後の予定である。暗示、思い込みは、何より強力なエネルギーとなる。たぶん。
とにかくは描け、とことんやれ、黙って努力し続けろ。そう自分に言いたい。
前々から思うことだが、自分のことさえもそうそう思い通りには操れないのに、人様のことなど操れるわけがないと思う。
でも、少なくとも、この世でもっとも自由自在に操れる人がいるとすれば、それもまた自分自身でしかない。
最後に完全に一人芝居なインタビューを一席。
「新宅さん、今年の抱負の具体的な行動はわかりましたが、内面の、心がけなどの目標は?」
「ありません。人間的にはすでに完成してますから。ぼくは現時点で最高の人間です」
失笑、冷笑、苦笑、嘲笑、どんと来い。
では、描け抜けて青春としゃれこんで、いざピカドン広島へ(40日後)。
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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2007年より開始。実体験に基づいたノンフィクション的なエッセイを執筆。アクセス数も途切れず年々微増。不定期更新。
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英語日記ブログ「Really Diary」
2019年より開始。もともと英語の勉強のために始めたが、今ではすっかり純粋な日記。呆れるほど普通の内容なので、新宅に興味がない人は読んで一切おもしろくない。
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音声ブログ「まだ、死んでない。」
2020年より開始。ロスのホームレスとのアートプロジェクトでYouTubeに動画をアップしたところ、知人にトークが面白いと言われたことをきっかけにスタート。その後、死ぬまで毎日更新することとし、コンテンツ自体を現代アートとして継続中。
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