甥と叔父とお爺さん

最終更新: 2017/08/22

昨日は姉夫婦がきてみんなで夜ごはん。

あ、わたくしいま実家に帰っておりまして、広島におります。

それと昨日は、来年広島に戻るのに備えて、とある会社へと見学兼面談に出かけた。

面接というわけではないので気軽に来てください、というような感じだったのだが、なんだかんだで担当の方と一時間以上も話し込み、東京と地方のWEB業界の状況の違いやビジネスのやり方の違いなど、とても興味深い話が聞けてたいへん勉強になった。やはり関東圏にくらべ、地方の企業のWEBリテラシーは非常に低いらしい。それはともかく、どこの馬の骨ともわからない三十路男に懇切丁寧に付き合っていただいて感謝としかいいようがない。

そういえば社会人となって初めて、つまり生まれて初めて広島の企業の方と話したのだが、なんだか東京の人とは違う気がする。単にその方の人柄かもしれなかったのだが、東京の人よりも人間味がある気がした、ベタに言うとあたたかかった、というのは単なるぼくのひいき目かもしれない。が、広島に戻って働くというビジョンが、絵空事ではなく、ちゃんと現実味を持ち始めたことだけは事実である。

それにしても暑かった。一応ピシッとした長袖シャツなどのカジュアルビジネス?ビジネスカジュアル?だっけか、そんな服装で行ったので、汗はダラダラであった。そして電車が全然こない。そう、本数が少ないのだなあと、ひしひしと感じる。こういう環境で生きていくということを、あらためて思う。いろいろ、ほんとうにいろいろ、思う。

夕刻、家に帰ってお風呂に入って、PCで牛丼のエスキースを作っていると、姉夫婦がやってきた。小いわしの刺身、煮物、ネギが山ほどかかった鶏肉のなんかしらとか、いろいろなツマミを持ってやってきて、みんなで酒盛りが一枚目の画像。

酒の中、なんか家の話になって、父が言う。新宅というのは、名前の通り明治になってすべての人に苗字を付けるという時に、新しく寺にもらった名前。だからして、歴史は無い。ので、おまえが結婚せんかったら、新宅はおまえでおしまいよ、とかいう話になった。そうか、おれは新宅の跡取り息子であったか。

そういうの、ほんとどうでもいいんだけど、前よりは少しだけ、新宅という名前について、なにがしかのことは、思う、ようになった。まあ、単にグーグルさんの中でも唯一無二な新宅睦仁という名前が好きなだけ。

で、姉に生まれた二人目の子供と初のご対面。まだ一歳にもならないので、あたり前だがしゃべらない。ので、たいして楽しくはない。が、妙にぼくに似ているとみんなが言う。がしかし、画像は撮っていない。帰るまでには撮っておく。なので画像は三歳くらいになった甥の四季くんが生まれて初めてスイカバーを食べるところ。

なんかいつの間にやらずいぶんとしゃべるようになって、トモおじさん、などと嬉しそうに呼んでくる。ぼくも嬉しくなる。みつおと寅さんの関係が実現する日は近い。

で、三枚目は眠る甥ふたり。

昨日はやたらと、いいなあ、いいなあ、いいなあ、そういうのこういうのほんといいなあ、とばかり言っていた気がする。

【追記:豆知識】

「叔父(叔母)さんと伯父(伯母)さん、という漢字の違い」
親の弟や妹の場合は”叔”の字で、親の兄や姉の場合は”伯”の字を使うそうである。って今さっきテレビでやってた。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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