過ぎても来ても、単なる時間

最終更新: 2017/08/22

年末年始休みの三日目、大晦日である。

絵画制作についてはコンスタントに一日6時間以上は描けており、順調である。

それはまあどうでもいいのだが、きょうは、昨日飲みにいったにも関わらず9時前に起床。しかも二日酔いなし。

昨日、ワイン一本で我慢して、あとは水をずっと飲んでたのがよかったんだなあとつくづく思いながら、ランニングに出かけた。ランニング納めである。

それから、いわゆる年越しの準備でもするかなと、ツタヤへと出かけた。

ことしは東京で年越しなのである。もう、一生東京で年越しなんて無いだろうと思う。ましてや、一人で年越しなど、まずもって無いだろうと思う。

だから、しみじみしよう。そうしよう。男はつらいよを二本借りた。本日の零時、つまり2013年1月1日になった瞬間から、ひとり上映会を執り行うのである。

ぼく「あけましておめでとう!(ひとりごと)」

映画「ぱ〜ぱらららららら〜、ぱ〜らら〜、ら〜らら〜ら〜(男はつらいよのテーマソング)」

どうだ、これぞキンチョウの夏よろしく日本の正月ではないか。どうだ、素晴らしいだろう、がはははは、は、は、はぁ。

それから、それから、ダイエーに言った。チキンフライやら、ワインやら、発泡酒やら、フランスパンやら、チーズやら、ひよこ豆やらを買った。

それから、それから、それから、「無添くら寿司」という暴力的に安い回転すし屋に行って、ノンアルコールビールと、七皿ほどを召し上がった。しめて1029円也。安すぎて不安である。"無添"とわざわざ無添加を名乗っているところになにやらトリックがありそうだ、おっと、推理小説の影響である。

というのも先ほど、東野圭吾の容疑者Xの献身を読み終わって、おなかいっぱいの読後感にひたっているのである。

そしていまいまは、パソコンでブログを書いているというわけである。このあとは零時まで絵を描くのである。それから、男はつらいよを見ながらグビグビガツガツ飲み食いしながらゲラゲラ笑ってちょっぴりメソメソするのである。いや、だいぶメソメソするのである。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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