それはボーリングという
最終更新: 2017/08/22
今日は何も書く気がなかったんだけど、さっき不注意でコップを割ってしまって、それでなぜかブログでも書くか、となった。割れるって、なんてめんどくさい現象なんだろう。
入ってた水分もめんどくさいし、破片もめんどくさいし、危ないし、掃除機で吸わなきゃなんないし。寝ようとしてた頭が無理矢理に覚醒させられる。
だからと言ってプラスチックとかの割れないコップなんて欲しくもなくて。
ぼんやりと、いっそのこと食器が全部割れたらいいなと思う。モノが多すぎると思う。身軽になりたいと思う。
ところで、日曜日は学校の調理祭(文化祭みたいなもん)があって、出席取られるから行ったんだけど、ぼく個人としてはなんだかがっかりしてしまった。和洋中の料理が、まあ一生懸命作られきれいに一応は華やかに展示されてんだけど、なんかつまんないなあ。というか、絵本の世界にあるような王公貴族の酒池肉林を地で行くような感じがして、うーん、悪趣味だなあ、とか、散々なことを思った。こんなもんなのか、料理って。と思った。やっぱ料理は趣味でいいなとも、思った。絵の展覧会のほうが百倍楽しいな、とか、とか。ルソーの言った「自然に帰れ」じゃないけど、ぼくは言いたい。「日の丸弁当に帰れ」 。
で、そのあとはボーリングに行ったんですね。それが本日の画像。よくよく考えると、ボーリングって、なんか特殊なスポーツだよね。玉をころがして棒を倒してワーキャー言ってハイタッチをする。それに投げたあと、あんなにくるりと振り返って照れたり笑ったりする動きは、他ではなかなかないだろう。ほんとう、みんながみんな郷ひろみか西城秀樹ばりのターンを繰り出してとびっきりの笑顔を振りまくんだから。ボーリングってやつはとってもおかしいよ。
ボーリング場では、みんなアイドル。

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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