生きる、すなわち身の振り方

最終更新: 2017/08/22

完全にレシピとご無沙汰の最近。最悪の言い訳、時間がない、ということを言ってしまいそう、というかもう言ってる。
ゴールデンウィークにはまとめる、と言いつつもワンダーウォールの出品があるのでこれまた忙しい、予感。かたじけない、というか、料理ブームが自分の中で去りつつある……。やはり飽きっぽいのはぼくのサガなのだろう、が、でも調理師免許の"カタガキ"だけは欲しいのであと一年がんばる。
そんなこんなでなおざりに、昨日の実習の画像。ニース風サラダと、鳥もも肉の狩人ソースがけ(という料理名と解釈したがそれでいいのか?)。シャスールソースというらしいのだが、シャスールとは狩人のことらしいのである。
狩人ソースとかいうと、実家に一巻だけ転がってて無駄に繰返し読んだちびまる子ちゃんのマンガで、フランス料理を食べに行くの巻で出てきた「狩人の気まぐれそよ風コース」?だっけか、それを思い出した。
と、話は変わるが早くて悪いことはないと、思い立って、つまりまたいつもの思い付きで、広島での就活を始めてみた。探してみるとまあ全然あるもんで、早速ガツガツと肉食な連絡を取ってみる。ぼくはとにかく、行動だけは早いのである

そうやって広島の企業の担当者と連絡を取って返事がきたりすると、急に自分の未来がはっきりと見えてくる。どのように生きるべきか、生きていくのか、筋道が見えてくる、ように思う。
しかしまあ、それでいいのだろうか、とはよく思う。ほぼ毎日のように、それの是非を考える。
が、しかし、それを否定する理由がこれといってないという、毎回、同じ結論に至る。
ここにいる理由がない。
まあ、もちろん、だからといって広島にいる理由もないのだが。
じゃあ何がしたいのかって、例えば五人の人間がそれぞれ一人で暮らせば五つのトイレが必要だが、五人が集まって暮らせば、トイレはひとつで事足りる、というようなこと。
トイレを持ち出すところがぼくらしすぎて恐縮なのだが、今になって、ようやく、そういう暮らしがしたくなっ、ている。
まあ、流行りの"シェアしよう"とかいう発想かもしれないのだが、かつてぼくの中でひときわ強力な欲求だった"○○をひとりじめ""ひとりだけの空間""ひとりだけの時間"とかいうものには、今は魅力を感じない、感じなくなった、というだけ、の話。
まあもちろん、そこは飽きっぽいぼくなので、それもまた、今たまたまそのように思う時期なだけかもしれないのだが、そうしたいという欲求を抑える材料は、やはり何もないのである。
あ、本記事にて、祝、ブログ投稿100回目。これからもよろしくお願いいたします。っていうか、今年ももう半ばだよね。ほんと時が経つのはやー。とほほほほ。

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新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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