やる気がないならやらないこと
2015/07/03
今週はほんとうにやる気がなかった。
やる気がなかったので、早起きもしなかったし、毎晩のように飲んだくれてばかりいた。
罪悪感がなくはなかったが、やる気がないならやらなければいい話だと放り投げていた。
すると何かしらが溜まった、もしくは回復した、らしい。なんとなく、すこし、すっきりした。
今日は朝からけっこうばりばりと作業した。絵を描いた。というか、久しぶりに絵を見たら、思いのほか進んでなくて、焦ってしまった。
それはともかく、人間だれしもやる気がないときも、なんにもしたくないときもあるもんだ。そんなこと言わずにしっかりやりなさいよと言われてもあるんだからしょうがない。だからもうね、そういうときもそのようにしたほうがいいと思う。
気がついた。そして悟った。そんなときに嫌々やったってしょうがない。気が済むまで自堕落に過ごせばいい。
そうしたら、さすがにまずいかなといういう気持ちとともに、やる気も戻ってきているに違いないと思う。
そう思う。ブログについても「エロ本は、茂みにありて拾うもの、そして悲しく濡れるもの」の三部作を一生懸命書きすぎてなんだか疲れてしまった。
そういうわけでもうしばらく書きたくない、とも思ったが、数は少ないが熱狂的な読者のことを思うと、こうして少しでも書かねばならないと思ってしまうぼくは、しかし、人々の頭からの忘却を恐れる単なるさみしがり屋だったりする。
きょうのしごと:7時起き絵の制作6ゲーム
広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。
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