ブロックとアタック

ふと気がつけば、Twitterにおいて某氏にブロックされている。

おそらく当方のつぶやきかブログの何かしらが気に触ったのであろう。

とはいえ正直どうでもよく、自らを省みる気もない。私は私の思うように発信し続けるのみである。

人間、もの申せば何かしらの反応、解釈がなされるのがこの世の常であって、いちいち案じて気を遣い始めればきりがない。それで嫌われようが叩かれようが大いに結構、まさか世界70億人にすっかり切り捨てられるわけでもあるまい。

ところで、キリスト教にある懺悔で、「知ると知らざる罪を許し給え」という一節がある。我々は生きている限り、気がつかないうちに罪を犯してしまうということだ。

つまり私は、某氏にとって何かしら無自覚なアタックを加えてしまったからこそ、ブロックされたものと思われる。

とはいえ、じゃあごめんね、これからは気をつけるよ云々と言ってみたところで何になろう。

ったく、わけわかんねえなあいつ、めんどくせえからほっとこう、とでも言う方がよほど建設的ではなかろうか。

むろん、某氏が小文を目にすれば、また火に油を注ぐことにもなろうが、しかし、まがりなりにも表現者である以上、思ったことははっきり言っておかねばならない。ともあれ、知っている方の罪を許し給え。アーメン。

新宅 睦仁/シンタクトモニの作家画像

広島→福岡→東京→シンガポール→ロサンゼルス→現在オランダ在住の現代美術家。 美大と調理師専門学校に学んだ経験から食をテーマに作品を制作。無類の居酒屋好き。

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